♪電波ソング大好き♪

ゲーム主題歌などで着実に勢力圏を広げつつある同人音楽。 特にエロゲ主題歌を中心とした、聴いて楽しい音楽をリスペクトしつつ紹介するブログです。

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みっくみっくにしてあげる~☆



やばいくらい脳内浸食してきますねこれ(笑)。

同人音楽の界隈を賑わせていた、ここ1ヶ月の話題の中心といえば、間違いなく「初音ミク」に関するあれこれでした。

YAMAHAが誇る音声合成技術を、独創的な発案でクリプトン・フューチャーズ・メディアが商品化してみせた、この『VOCALOID2 初音ミク』は、サンプリングした人の音声を「歌」という枠の中で自在に組み合わせ、あたかも人が歌っているように聴かせることのできる歌声ジェネレーター。DTMのソフトウェアとしては異例の売れ行きをみせ、広報担当をして「販売目標は見失いました」と言わしめた、大ヒット商品となりました。

『VOCALOID』シリーズとしては、既にそれなりの歴史を持っており、これまでにも数種類の“声音”が商品化されています。当時から、知る人ぞ知るソフトではあったようで、少数ながら利用者はいたようです。

しかし、今回の『VOCALOID2 初音ミク』の最大の特色は、その声音のサンプリングを声優の藤田咲さんにお願いしたこと。いわゆるアニメ声、“萌え”声をフィーチャーしたことで、アイドルソングのような歌声を得ることになり、この分かりやすい方向付けが、ヒットの一因となったものと思われます。

時代は奇しくもニコニコ動画の全盛期。様々なMAD動画が作られ、公開されている中で、「初音ミク」が育つ土壌は大いに整っていました。特にゲーム『THE IDOLM@STER』のキャラに振り付けをし、コンサートで歌わせ(さらにその映像を加工し)た動画は人気があり、自分なりのアイドルを“作り上げる”という概念が事前に存在したことは、実に大きな役割を果たしただろうと想像に難くありません。




当初は既存の曲を「初音ミク」に歌わせてみた、という作品が主流を占めていました。真っ先に人気が出たのは、『VOCALOID2 初音ミクに「Ievan Polkka」を歌わせてみた』でしょうか。“脱力系”イラスト化されたミクたんがネギをぶん回している動画の破壊力もあり、またたく間に中毒になる人が続出しました。

VOCALOID2 初音ミクに「Ievan Polkka」を歌わせてみた

「初音ミク」=「アホの子」という属性付けもこれによってなされた部分が大きく、「ヤンデレの次はアホの子だ!」という鼻息の荒い意見も飛び出して、盛り上がりを加速させています。

また、電波ソングとしてニコニコで大人気だった、通称「きしめん」ことave;new feat. 佐倉紗織「True my heart」も、早速とばかりにその俎上に乗せられました。これについては、かなり早い段階で本家本元ave;newが自分たちで「初音ミク」に歌わせてみる、という面白い事をやっており、ご自身のブログにて公開されています。

今週のave;new:♯19 ave;new feat. 初音ミク(試聴あり)

ちなみにembedしているファイルはmp3なので、ちょいと一工夫すればダウンロードも可能です。お試しあれ。

アップされたのが9/9だというあたりから、彼らの「機を見るに敏」であることがよく分かりますね。相当早い段階で注目していたんだろうなぁ。元々プロフェッショナル意識が高く、商業的なセンスも確かなave;newですが、一方でこういう遊び心も忘れないところがやはりうまいなと思わされました。

a.k.a.dRESS氏ご本人が「プロフェッショナルOnlyなテクも使っちった」と公言している通り、その出来は他の職人さんの作品を圧倒的に引き離す段違いのもので、他のアマチュア職人さんが総涙目になった、ということも添えておかなくてはなりませんね。




さて、そんな感じで既存曲での活躍が中心だった初期と比べ、次第に数が増えてきたのが「初音ミク」に歌わせることを念頭に置いて作られた、オリジナル曲です。最近ではそこそこ出揃ってきたように思われます。実質黙認されているとはいえ、権利関係では思いっきりブラックな既存曲とは違い、ユーザーが独自に作詞作曲し、公開する場合においてはもちろん権利関係もクリーンですし、心おきなく楽しめるというもの。個人的には、今後ももっともっと増えていってほしいなと思っています。

話題性で言うなら、冒頭にもリンクした『みくみくにしてあげる♪』や、既に看板曲との呼び声も高い『恋スルVOC@LOID』や『あなたの歌姫』あたりが人気でしょうか。個人的には、「まるっきりエロゲソング」などと評判の『大好き!おにいちゃん!』あたりも興味を引かれました(笑)。

【初音ミク】みくみくにしてあげる♪【してやんよ】

【初音ミク】恋スルVOC@LOID(修正版)

あなたの歌姫/初音ミク_full ver.

【VOCALOID2 初音ミク】大好き!お兄ちゃん!【オリジナル】

他にもいろいろとmp3で拾ったりもしているのですが、活躍の「舞台」としてはやはりニコニコ動画が中心です。「初音ミク」の職人さんというのは、基本的にDTMでの音楽職人さんが多く、ムービーは畑違いであるのか、「動画」とは言っても画像は一枚絵をずっと表示したまま、というものが少なからず見られるのですが、たとえそうした格好にしてでも「ニコニコ動画で」公開する、という選択肢が実質的に最有力である、というところはなかなか興味深い点ではあります。

これは必ずしも「初音ミク」に限った話ではないようで、ちょっと探してみたら他にも「内容はネトラジっぽいものだが、ちょっとした絵をつけてニコニコに上げている」ような作品なども見受けられています。

それだけCGM(あるいはUCCでもよいが)の発表の場としてのニコニコ動画が、その地位を不動のものにしている、と見ることができるのかもしれません。実を言えば、私はこれまでニコニコのIDを取っておらず、今回の「初音ミク」がらみでようやくID取得する気になったのですが、実際に触れてみるとなかなか「遊び」甲斐のある場所ではありそうだ、と思いました。




早くも11月には「初音ミク」オンリー同人即売会の開催が予定され、また何やら「ひょっとしてCD化か?」と思わせるような動きもあったりと、怒濤の展開をみせる「初音ミク」関連。本当に刺激的で、「次は何が起こるんだろう?」とワクワクしてしまいます。しばらくは目の離せない状況が続きそうです。




さて。前回の記事以降で公開され、査収済みのゲーム主題歌は以下の通りです。

◆青葉りんご 「Insanity」 (『凌辱学園長/奴隷倶楽部 ~読心調教録~』より)

◆榊原ゆい 「FairChild」 (『FairChild ~フェアチャイルド~』より)

◆美音 「恋する気持ち」 (『おしえて巫女先生弐』より)

◆OZ 「リアル」 (『令嬢トレーダーPAST ~A Green Mail~』より)

◆橋本みゆき 「to the sky」 (『MagusTale ~世界樹と恋する魔法使い~』より)

◆ICHIKO 「LOVEイマジネーション」 (『ゼロの使い魔 ~夢魔が紡ぐ夜風の幻想曲~』より)

◆fripSide NAO project 「こんいろ∞トキメキ!!」 (『妹に!スク水着せたら脱がさないっ!』より)

◆青葉りんご 「風になりたい」 (『ぷりサガ! ~プリンセスを探せ!~』より)

◆榊原ゆい 「Aqua Voice」 (『朝凪のアクアノーツ』より)

◆霜月はるか 「星空の坂道」 (『いつか、届く、あの空に。 ~陽の道と緋の昏と~』より)

◆fripSide NAO project 「こいびと☆アクセント!!」 (『こいびとどうしですることぜんぶ』より)

◆榊原ゆい 「Girlish!!」 (『はっぴぃ☆マーガレット!』より)

感想は「多……」でした。いや、いろいろな意味で。

まず、第一弾の発表以来、沈黙を保っていたfripSide NAO projectがついに(?)再始動。fripSideの方でのアルバム『binarydigit』も無事に発売を迎え、一段落ついたことで余裕ができたのでしょうか(笑)。タイアップ先の都合もあったものと思われますが、第二弾から第四弾までの3曲が立て続けに公開される格好になりました。ちなみに、上記で挙げていない1曲は、せなか:オタロードBlogの企画『せな★せな』に楽曲提供されているもの。こちらも先日、試聴曲が公開されましたので、あわせて要チェックです。

ここのところ名前を出す機会の多い気がする、橋本みゆきさんもまたまた新曲を披露されています。今回もばっちり狙いをはずさない、アニメOP調の爽やかポップチューン。貫禄の出来映えです。

名前が出てくる頻度なら誰にも負けていないのが、榊原ゆいさん。「どんだけ仕事入れてるんだ」とむしろ心配にさえなってしまうくらいですが(笑)、今回も2曲。どちらも可愛い系の歌声で素敵ですね。

そして、忘れちゃいけない霜月はるかさん。先日、amazonからメールが来てまして、それ見たらkukuiの新アルバムが10月末に出ることになっていました! まだタイトル等も未定でしたが、速攻で予約入れましたよ(笑)。上に挙げた「星空の坂道」も、PS2のゲームの主題歌ですのでシングルCDでの発売もあるようですが、今回はデモムービーでの公開、査収となっています。

……そんなところで、また次回!

#次回もひょっとしたら「初音ミク」ネタかも。ほんと興味深いです、このムーブメントは。
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テーマ:ゲームソング - ジャンル:音楽

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この記事のコメント

みっくみくにしてやんよ!

もう初音ミクはすごい勢いですね。
欲しくなってしまいましたw

ニコニコ動画ですが、確かに楽しい場所であり、いろいろな表現の場として機能している。とは感じるのですが、その反面少し行き過ぎな面もちらほらと見受けるのです。
ただ、そのオーバーな部分を許容できうるなら一つの物に複数の人間がアツクなれるという素晴らしいところだと思います。
依存性がありそうで私はあまり行きませんが…。

最近のPCゲームの主題歌陣は素晴らしいの一言。
正直追いつけないですねw一通り聴いておきたいのにTT
2007-09-26 Wed 21:24 | URL | 葵 #SscihfJ.[ 編集]
フルみっくですよ!

> もう初音ミクはすごい勢いですね。
> 欲しくなってしまいましたw

そうなんですよね。
私にはDTMの知識も技術も経験もありませんが、それでも『初音ミク』というソフトを欲しいと思わされました。ちょっといじるだけでも楽しそうな雰囲気があるんですよね。ニコニコで公開されている動画にしても、全てが全て「巧みな」職人さんによるものではなく、「稚拙な」作品も多くありますが、それはそれで面白かったりするのがまた困りものです(笑)。

そして、ちょっと「欲しいな」と思うくらいの人でも手が出せそうな、15750円という価格も実は非常に重要なポイントではなかろうかと思っています。

来月発売の『DTMマガジン』には体験版もつくようなので、試しに遊んでみたい人には一考の余地あり。これでまた動画が一時的に増えるかもしれません(笑)。
2007-09-27 Thu 03:20 | URL | ロゼッタ@Auther #-[ 編集]

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